鹿野洋平 aka yohei
東京都出身 現在ロサンゼルスを拠点に活動する作曲家、プロデューサー
1979年、東京都生まれ。ザ・ビーチボーイズに心酔する幼少期を過ごす。中古レコード屋で未知の音楽に触れる喜びを知り、レコードをひたすら聴き続ける高校時代を送る。卒業後単身渡米。ウェストバージニア州、そしてテネシー州ナッシュヴィルで暮らす。アパラチアン・マウンテンミュージック、ブルーグラス、サザンソウル、そしてカントリーとルーツミュージックを吸収し、自らの音楽の基盤を育てた。
2002年、カリフォルニア州ロサンゼルスに移住。数多くのバンドに参加、演奏活動をする傍ら音源の制作を始めた。当初より自身で録音、プロデュースをするスタイルで、シンガーソングライター、テープミュージック、カントリー、サイケデリック、音響、アンビエント、ベッドルームポップと様々なスタイルが縦横無尽に交錯する作品を多数制作。 RY X, Jens Kuross, Money Mark, Danielle Haim, Miles Cooper Saeton (Akron/Family), Mia Doi Todd等との活動も多い。
日本のアーティストとの交流も多く、斉藤和義、大橋トリオ、赤い靴との活動は知られている。
2013年自身のバンド、My Hawaiiを結成。2015年には大阪のフレイク レコードからサードアルバム「mood matters」を発表し日本全国をツアーした。
近年はTom Waitsとの活動で知られるSeth Ford Young、Pharsydeのドラマー、Miles Senzakiと共に新バンドMoonie Moonieを結成し2枚のEPを発表している。
映画音楽作品としては桃井かおり監督作品「火」がある。
そして2022年、ソロアルバム「in between my ears there is a cloud and a five dollar bill」を発表。
これらの楽曲ではほぼすべての楽器を自身で手がけ、ロサンゼルスにある自宅の庭で屋外録音された。曲中には愛犬の足音や、上空を飛ぶ飛行機の音、庭を訪れる野鳥の歌声などがそのまま残されている。J-Dillaの影響を受けたMPC使いや、アジア、南米の民謡を咀嚼したギターワーク、50年代のミュージックコンクレートの心を受け継ぐテープコラージュ、おもちゃのマイクで歌われるローファイなボーカル等が、クリック無しで音程修正を一切行わず、アナログとデジタルを行き来するオーガニックなプロダクションと相まって、リスナーを桃源郷へと誘うような浮遊感あふれる世界観を醸し出している。
これらの作品はデジタルリリースに加え、シングルはソノシート、そしてアルバムはカセットテープでの限定発売もある。
yoheishikano@gmail.com